とみブログ
居候

アパートの一人部屋に居候がやってきた。こんなヤツ↓。

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テラコッタに収まったサボテン・十二の巻である。トゲトゲしていない、優しさにあふれた風貌だが、彼の名前は”ハイペリオン”である。”サボたん”とか、そんな安直な名前ではないのだ。どうぞよろしく。

紅葉狩りへ

3連休の最終日である11月24日。秋も深まり寒くなってきた今日この頃、温暖な伊豆をサイクリングするのが定番であったが、さすがに飽きてしまった。「またあの激坂かよ」とか、「交通量が多いんだよな」とかで、伊豆はウンザリしていたので、今回はレトロなX-Caliberを駆るお方と、車にMTBを積んで景勝地まで赴き、見所のみを走って満喫するという、大人なサイクリングをすることになった。爆走してやっと目的地に到着するような、野蛮なサイクリングは卒業だ!

ということになったが、大人なサイクリングに慣れていないせいか、どこへ行けばエレガントなコースがあるのかわからない。2人ともテキトーな人間なので、5分くらい考えた挙句、身延の方のダートを含む周回コースに決定した。あまり下調べをしていないので、距離も標高差もよくわからないが、何とかなるだろう。そんな感じで、スタート地点の早川町(マピオン地図リンク)というところに到着した。あたり一面を山に囲まれているが、ぐるりと立ち並ぶ山々が紅葉しており、とてもきれいだ。しかも、ぜんぜん観光地になっていないので、人がほとんどおらず、雰囲気を満喫できる。そんな中、いそいそとMTBを車から出して、出発した。

目指すは十谷峠(マピオン地図リンク)である。標高は1,500m近い。人気のない急勾配の峠道を登っていった。古い地図ではダートになっているが、砂利道区間は峠手前の2kmくらいの区間のみで、あとは舗装路である。峠近くは紅葉が終わっていて、冬枯れの寂しい景色が広がっていた。

十谷峠付近

久しぶりの峠道で結構しんどかった。峠を越えたら国道52号の方へ下り、時計回りに道をたどって車まで戻る算段である。下り始めると、とうとう雨が降り出してきた。さらに、完全に伊豆ファッションの僕は、さらけ出したナマ足が風をきって、とても寒い。足の感覚が無くなった。しかも、路面が凍っている箇所があったり、あたりは冬の様相である。ダイナミックな景色の広がる下り道であるが、景色を堪能する余裕がなかった。とはいえ、渓流沿いの紅葉など、本当にきれいだったことを覚えている。

渓流沿いの紅葉

国道に出ると雨は本降りになっていて、冷たい雨滴に耐えながら車まで戻った。足の感覚が完全になくなっていたが、駐車場近くの温泉”ヘルシー美里”のお湯につかると、人間らしさが戻ってきた。雨さえ降らなければ、最高のサイクリングだったんだけどな〜。

リ・イマジネーション

土日は天気が思わしくなく、何もやる気が起きなかった。車で出かけようかと思っていたが、タイヤがパンクしてた。太さ5mmくらいの釘みたいなものが刺さっていて、駐車場で愛車が傾いていた。スペアタイアに交換し、近所のカー用品店に行ってみたところ、タイヤごと交換で、費用は2万5千円ほどかかるらしい。痛い(泣)。タイヤに刺さった釘は、僕の心をも貫いた。しかも在庫がないので、その日に交換できず、いまだにスペアタイヤのままである。そんなわけで車はつかえないし、雨なので、外に出る気もしない。家で引きこもりを余儀なくされた。

かといって、家でやることなどなく、しばらくごろごろした挙句、1年くらい放置していたホームページを更新してみることにした。1年くらい前に伊豆をサイクリングしたことを書き綴ってみました。とみざワールド 仁科峠・戸田峠

しかし、1年前に走ったことなので、何を考えながら走ったのかよく憶えていない。『猿の惑星』という映画をリメイクした『PLANET OF THE APES』の監督が、「本作はリメイクじゃない、リ・イマジネーションだ」とか言っていたが、今回の執筆もリ・イマジネーションにあたるのかもしれない。「サイクリングした」という前提に、「きっとこんな感じで走ったんじゃないかな」という想像をして、そこへ現在の自身の心境も盛り込みつつ書くことになった。

それにしても、”伊豆編”はネガティブな文章しか書けない。ひとつでもいいから、小さくてもいいから、なにか輝くものがないものかねぇ。

アスリートへの道

来年の3月22日に開催される東京国際マラソンの抽選結果がついに来た。9月に募集を締め切ったものの、参加定員3万人のところ、22万人ほどが応募したため、抽選で参加者を決めることになったのだ。その抽選結果が来てしまった。

自転車ばかりやっていたので、マラソンの経験はない。高校生のときの授業で走ったきりだ。そんなマラソンとはあまり縁のない人生を送っていたのだが、会社の先輩が東京国際マラソンに出場したいらしく、それにつられて僕も参加することになってしまった。フルマラソンどころか、ハーフさえ走ったことがないが、持久系のスポーツはちょっと自信がある。自転車とマラソンは、”長時間の運動”というところでなんとなく似ているしね。なんとかなるでしょ、と思って応募してみたのだ。

ところが、出場するにはおよそ7倍の倍率を勝ち抜いて出場権を手に入れなければならない。出るとは言ったものの完走できる自信はないので、当選しないでほしいこと半分、でも、出場して完走にチャレンジしてみたいこと半分。こんなジレンマに悶々と悩む日々を送っていたが、その答えが届いた。

結果は・・・、落選orz・・・(引っ張ってごめんなさい)。「当選したら、めちゃめちゃ練習してアスリートになったる」とか思っていたが、肩透かしを食らった感じだ。むしろ、「あ〜、これで練習しなくて済む」という方が本音で、肩の荷が下りたと言うべきか。なにはともあれ、僕がアスリートになる日はまだまだ遠いようです。

24時間でできること

11月1日、2日と、A&F cup 24h in サイクルスポーツセンターに参加してきた。1日(土)の12時にレースがスタートし、24時間後の2日(日)の12時まで、一周3.5kmのコースをMTBで走り続けるレースである。関東や仙台に住む大学のサイクリング部の先輩と5人でチームを組み、24時間ファンライドクラスに参加した。

3.5kmのコースは、一部舗装路であるが、登山道のような本格的なシングルトラックがメインである。締まった土の下り区間がほとんどであるが、急登の上り階段の脇を走る区間や、砂利の上り区間なども織り交ぜてある多彩なコースだ。

そんなコースを1〜2周するだけなら楽しいのだが、今回は、5人で交代しながらも24時間走らなければならない。開始して3時間くらい経っただけで、もう充分走った気分になる。たいていのレースなら、3時間したら終わっている。むしろ、3時間で終わると、「あ〜、よく頑張ったよ。」と心地よい疲労感とともに、さわやかに終われるのだが、今回は3時間経過なんて、序盤の出来事なのだ。

ただ、5人で交代しながら走るので、一回走ったら、2時間くらい休憩できる。休憩中は焼きそばやカレーなどをつくって食べたり、アウトドアを満喫できて楽しい。サイクリング部時代のキャンプ(野宿)を思い出した。そんなことをやっているうちに、17時には日が暮れて、暗くなる。コースには何箇所かライトが点灯しているものの、基本的に照明はないので、各自MTBやヘルメットにライトを装着して走行することになる。直前に購入したMAG-LITEくんが大いに役に立った。

24時間レースなので、深夜も走り続けることになる。5人チームの3人が寝ている間、僕ともう1人の2人で周回を稼ぐことになった。が、さすがに疲労が回ってきて、意識が朦朧としてきた。集中力が緩み、下りセクションで派手にコケて、コースアウトして草むらに突っ込み、その上足がつったりと、散々な目にあった。惰性で周回を重ねていたが、2日の5時には疲労困憊に陥り、これまで寝ていた3人と交代して僕は眠りについた。倒れるように寝袋にもぐりこみ、一瞬で夢の世界に行ってしまったようだ。

zzz...

なにやら騒がしい。なんで僕はテントで寝ているんだろう?朝の7時だというのに、なんでアップテンポな音楽が鳴り響いているのだろう?テントの外に出ると、まぶしい暁の下に、MTBに跨った人々が走っていた。24時間レースはまだ続いているのだ。

日が出てからはあっという間に時間が経ち、待ち焦がれたゴールの時間が訪れた。5人で110周したらしい。残念ながら入賞にはいたらなかった(もちろん、最初から狙ってはいない)。ゴールの瞬間は「感動した」、というよりかは、「もうMTBに乗らなくていいんだ」という開放感のほうが強かった。MTBでは全身でをつかってバイクをコントロールするため、体のあちこちが痛くなってしまった。楽しかったけど、24時間は長すぎて、ところどころ記憶がない。つらかった記憶は淘汰されて消されてしまったのだろうか。

レース後、帰って泥のように眠ってしまった。途中何度か起きたものの、18時間は寝ていた。大変だったことの方が思い出されてしまうレースではあるが、サイクリング部の仲間と走ったりご飯を食べたりと、24時間みんなで一緒にいたことが楽しかった。24時間はもうお腹一杯だけど、またイベントがあったらみんなで参加しましょう!